「辞めたい」を、そのまま受け入れてもいいのでしょうか?
- 7月1日
- 読了時間: 4分

「もう英語やめたい。」
レッスンを続けていると、一度はそんな言葉が出ることがあります。 これは、保護者の方から実際によくいただくご相談の一つです。
理由を聞いてみると、
「友達と遊びたい」
「宿題が面倒」
「なんとなく行きたくない」
「難しくなってきた」
ということも少なくありません。
保護者の方としては、
「ここで辞めさせていいのかな。」「無理に続けさせるのもかわいそうかな。」
と悩まれることもあると思います。
「宿題をしないなら辞めなさい。」
そんな言葉を、思わず口にしてしまったことがある保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
毎日の声かけや宿題の確認は、保護者の方にとっても大きな負担です。
だからこそ、感情的になってしまう日があるのも自然なことだと思います。
ただ、その場の勢いで「辞める・辞めない」を決めてしまうのではなく、お子さまが本当は何につまずいているのか、一度立ち止まって考えてみることも大切です。
「辞めたい」は、成長の途中でよくあること
子どもは、その日の気分や目の前の楽しさで判断することがあります。
特に、小学生は「今日は遊びたい」という気持ちが強くなることも自然なことです。
だからといって、その時の気持ちだけで辞めてしまうと、「嫌になったらやめる」という経験だけが残ってしまうことがあります。
もちろん、本当に教室が合わない場合や、心身の負担が大きい場合は別です。
しかし、「少し面倒になった」「難しくなった」という理由であれば、もう少し様子を見ることで乗り越えられることも少なくありません。
誰でも、つらいことや面倒なことがあると、楽なほうへ進みたくなるものです。その気持ちは決して特別なことではありません。(私自身も、そんな経験があります。)
ただ、一度「嫌だからやめる」という選択を繰り返してしまうと、次に壁にぶつかったときも同じ選択をしやすくなってしまうことがあります。
だからこそ当教室では、
「もう少し頑張ってみよう」「最後までやってみよう」という経験も、お子さまの成長にとって大切だと考えています。
続けた子に見られる変化
これまでにも、
「辞めたい」と話していた生徒が、英語を楽しめるようになった例を何度も見てきました。
最初は宿題も嫌々だった子が、自分から取り組むようになったり、英検®に挑戦したりすることもあります。
成長は、いつも一直線ではありません。 進み方もひとりひとり異なります。
少し立ち止まりながらでも、続けたからこそ見えてくる景色があります。
保護者の皆様にお願いしたいこと
お子さまが「辞めたい」と言ったときは、
「どうしてそう思ったの?」
と、まず気持ちを聞いてあげてください。
そして、
「今だけなのか、それとも本当に合っていないのか。」
を少し時間をかけて考えてみてください。
子どもは、大人が思っている以上に、保護者の言葉や姿勢を見ています。
だからこそ、「もう少し頑張ってみよう」「最後までやってみよう」という保護者の姿勢が、お子さまの将来の粘り強さにつながると私は考えています。 以前、小学生の生徒さんが、こんな話をしてくれたことがあります。
「前はずっと『習い事を辞めたい』ってお母さんに言ってた。でも、お父さんもお母さんも『いいよ』とは言わなかったから、そのうち辞めることを諦めた。ここまでは頑張ろう、というところまでは続けた。」
その言葉が、とても印象に残っています。
子どもは、その時の気持ちだけで「辞めたい」と口にすることがあります。
でも、保護者の方がすぐに結論を出さず、「もう少し頑張ってみよう」と支えたことで、その子は一つの区切りまでやり切る経験ができました。
もちろん、無理をさせればよいということではありません。
ただ、「今だけの気持ちなのか」「本当に合っていないのか」を見極めるために少し時間をかけることは、お子さまの成長につながる場合もあります。
私自身、この生徒さんの言葉を聞いて、
保護者の方の支えが子どもの成長に与える力の大きさを改めて感じました。
当教室の考え方
当教室では、無理に引き留めることはありません。 しかし、「一時的な気持ち」で将来の可能性を狭めてしまうことも避けたいと考えています。
英語は、一週間や一か月で身につくものではありません。
少しずつ積み重ねることで、「聞ける」「話せる」「読める」「書ける」という力が育っていきます。
だからこそ、お子さまの「今の気持ち」だけでなく、
「半年後、一年後の成長」も一緒に考えながら、ご家庭と相談し、
最善の方法を考えていきたいと思っています。
教室を続けるか迷われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さまにとって何が一番良いのか、一緒に考えていきたいと思っています。
お子さまの成長を、一緒に見守っていけたらうれしく思います。




